血液がドロドロになる原因を知っておこう

血液がドロドロになる原因は?

「血液がドロドロになる」とは、血液が粘り気を増し、血管の中を流れにくくなる状態を言います。

特に毛細血管の中の血液の流れが悪くなります。毛細血管は、体のあちこちに張り巡らされ、その中を通る血液が酸素や栄養を運んだり、老廃物を回収したりしています。

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しかし、血液がドロドロになってしまうと、その毛細血管を傷つけたり、ふさいでしまう事もあります。そうなると酸素や栄養が行き渡らなくなるばかりか、周辺の細胞が死滅してしまいます。

また、太い血管も次第に脂肪やコレステロール、カルシウムなどが付着しやすくなり、狭くなって行きます。そのまま放っておくと動脈硬化が進行し、脳梗塞や心筋梗塞などの重大な病気を引き起こす事になります。

そうならないためにも、血液はサラサラにしておく必要がありますが、まずはどうしてドロドロになってしまうのか、その原因を知っておきましょう。

血液がドロドロになる原因

●食べ物
肉類や油などの脂肪分の多い食べ物やお菓子、ケーキ、ジュースなどの甘い食べ物や飲み物は、体内の中性脂肪を増やします。
エネルギーとして使われずに残った糖分は、肝臓で中性脂肪に変えられるため、血液の中の中性脂肪も増え、血液がドロドロになってしまうのです。また食べすぎも同じ理由で血液ドロドロの原因になります。

●運動不足
運動が不足すると、体に溜まった脂肪や糖分が燃焼されず、どんどん溜まります。また、代謝機能も低下するため、体の中に溜まった老廃物の回収と排出も滞るようになり、血液がドロドロになってしまいます。

●ストレス
強いストレスを受けると、血圧が上昇し、コレステロール値や血糖値が上がり、血液の流れも悪くなります。結果として血液がドロドロになります。

●飲酒・喫煙
過度な飲酒や喫煙は、体を錆びつかせる活性酸素を発生させる他、コレステロールや中性脂肪を増加させるため、血液をドロドロにします。活性酸素は飲酒や喫煙の他、紫外線やストレス、環境ホルモンなどの影響も受けやすく、多量に発生すると血液が酸性に傾き、全身の老化を早めます。

●水分の不足
汗をかいたりして、体の水分が不足してくると、血液中の水分も不足し、血液がドロドロの状態になります。熱い時期や風邪で熱を出した時など、脱水症状を起こしやすい時は、血液もドロドロになっています。

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