生理不順(月経不順)の原因を知っておきましょう。

生理不順(月経不順)の原因は?

女性にとって生理不順(月経不順)は、大きな悩みのひとつです。

子宮に何か異常があるのではないかと心配にもなりますが、正しい知識を持つ事によりいたずらに不安がったりせずに、改善する事もできます。

中には、詳しい検査を要する場合もありますが、そんな時はためらわずに婦人科を受診しましょう。

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生理不順とは

生理不順とは、具体的には次のような状態を指します。
・生理から次の生理までの周期が長い、または短い
・生理の日数が長い、または短い
・出血量が多い、または少ない
・痛みがひどい

生理の周期とは、生理の初日を1日目として、次の生理の前日までの日数を言います。生理の周期は、およそ25日~38日が正常範囲とされています。周期が24日以内の場合を「頻発月経(ひんぱつげっけい)」と言い、39日以上の場合を「希発月経(きはつげっけい)」と言います。

生理期間中の日数は、3日~7日が平均ですが、人により個人差があります。また出血量や痛みについても個人差があり、生理不順であるかどうかの厳密な基準はありません。

生理不順(月経不順)の原因

生理不順が起こる原因としては、次のようなことが考えられます。

・精神的なストレス
・ホルモンバランスの乱れ
・自律神経の失調
・心身の疲労
・激しい運動
・栄養不足
・冷え性
・やせ過ぎ
・肥満
・不規則な生活
・無理なダイエット
・下垂体の機能の異常
・卵巣の異常
・甲状腺機能亢進症、低下症
・薬の副作用

※生理期間が長く、出血量が多い場合は、子宮筋腫や子宮内膜症、子宮頚がん、子宮頚管ポリープ、子宮内膜ポリープなどが考えられます。

一方、生理の期間が短く、出血量が少ない場合は、子宮内膜に癒着があったり、ホルモンバランスの崩れにより、無排卵になっている可能性があります。

また、順調に来ていた生理が、90日以上来なくなってしまった場合は、妊娠の他、脳の視床下部や下垂体に何らかの異常が発生している可能性があります。

このような場合は、ためらわずに婦人科を受診し、詳しい検査を受けましょう。

※生理不順の改善法については、こちらのページを参考にしてください。
 ⇒自分でできる生理不順の改善法

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