家族を守るために家庭では食中毒予防をしっかりと!

家庭での食中毒予防法

食中毒を防ぐために、家庭では次のような点に留意しましょう。

●生鮮食品は新鮮なものを購入
肉や魚、野菜類などは温度管理がしっかりされているところで、できる限り新鮮なものを購入するようにしましょう。消費期限や賞味期限もチェックしてください。

●購入した食品の持ち帰り方法を工夫する
肉や魚の汁が漏れてそこに食中毒菌が繁殖する場合があります。汁が漏れるおそれのあるものはビニール袋などに入れ、他の食品につかないように持ち帰りましょう。
また、生ものや冷凍食品は、温度が上がり過ぎないよう注意して持ち帰るようにしましょう。

●食品の保管
生鮮食品はすぐに冷蔵庫や冷凍庫に保管するようにしましょう。冷蔵庫の温度は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下に設定し、詰めすぎないように注意してください。

●手洗いをまめに行う
食品を扱う前と扱った後は、必ず手を洗いましょう。

●調理器具は清潔に保つ
包丁やまな板は、生の肉や魚を切った後、すぐに野菜や果物を切ると細菌がつきやすくなります。そのつど熱湯消毒をするか、肉魚用と野菜果物用に分けて用意しておくと安心です。
また、まな板や包丁、ボールなどの調理器具は使わない時は乾燥させ、常に清潔に保つようにしましょう。

●キッチンのゴミの管理
キッチンの生ゴミや食品のカスがついた袋類やビン類などにも、細菌類が繁殖します。ゴミはこまめに捨てるようにしましょう。

●スポンジやたわし、ふきん、タオルは清潔なものを
スポンジやたわし、ふきん、タオルは濡れたままにしておくと、雑菌が繁殖します。まめに乾燥させたり、交換したりして、清潔に保ちましょう。時々漂白剤につけたり、熱湯消毒することにより、雑菌の繁殖を防ぐことができます。

●食品の解凍は電子レンジで
冷凍した食品を室温で解凍すると、食中毒菌が繁殖する危険性があります。冷蔵庫の中か電子レンジを利用して解凍するようにしましょう。

●調理は十分に加熱する
食品を十分に加熱することにより、殆どの食中毒菌は死滅します。食品の中心部まで75℃以上を1分以上加熱することをめやすにしてください。

●残った食品の管理
残った食品は、室温で長く保存しないようにしましょう。冷蔵庫に入れるかまたは思い切って捨てましょう。温めなおす場合は75℃以上を1分以上加熱しましょう。

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