黒豆には、すばらしい効能・効果があります。

黒豆の驚くべき効能・効果とは?

黒豆(くろまめ)は、大豆の仲間で正式には黒大豆(くろだいず)と言います。

日本では主にお正月料理として古くから食されて来ましたが、最近になってこの黒豆の豊富な栄養素とすばらしい効能・効果がクローズアップされ、一躍注目を集めています。

スポンサーリンク

大豆の栄養については広く知られていましたが、黒豆にも大豆と同等の栄養成分が含まれており、さらに皮の黒い部分にはポリフェノールの一種アントシアニンが含まれているため、大豆以上にすばらしい効能がある事がわかってきました。

黒豆には、イソフラボン・アントシアニン・サポニン・レシチン・トリプトシンインヒビター・大豆オリゴ糖・炭水化物・食物繊維・カリウム・カルシウム・マグネシウム・鉄・亜鉛・銅・ビタミンE・ビタミンK・ビタミンB1・トコフェロール・ステロール・フィチン酸・葉酸・リノール酸・α-リノレン酸など、健康な身体に必要な栄養素が豊富に含まれています。

黒豆の驚くべき効能・効果

黒豆には、次のようなすばらしい効能・効果があることが知られています。

●血液サラサラ効果
アントシアニンには、活性酸素を除去し、血液をサラサラに保つ効果があります。黒豆の皮の黒い部分には、このアントシアニンが豊富に含まれています。

●骨粗しょう症の予防効果
黒豆や大豆に含まれるイソフラボンには、骨からカルシウムが流出するのを防ぐ働きがあるため、骨粗しょう症を予防する事ができます。

●美肌効果・肌荒れ予防効果
アントシアニンには、皮膚のコラーゲン同士を結びつける働きがあるため、肌荒れ予防や美肌効果が期待できます。

●老化防止・アンチエイジング効果
アントシアニンは、シミやしわの原因になる活性酸素を減らす働きがあるため、アンチエイジング効果があります。また、チロシナーゼというシミを作る酵素を抑える働きもあります。

●肥満予防・ダイエット効果
サポニンには、腸で吸収されたブドウ糖が脂肪に変化するのを抑え、脂肪の代謝を促す働きがあるため、肥満予防になります。
また、アントシアニンには、脂肪の吸収を抑え、余分な脂肪を排出する働きがあるため、ダイエット効果があります。

●白髪・抜け毛予防効果
レシチン、ビタミンEには、頭皮の血行を良くし、白髪や抜け毛を予防する働きがあります。

●眼精疲労改善・視力改善効果
アントシアニンには、眼精疲労を改善し、視力を改善する効果があります。

●ガン予防効果
トリプトシンインヒビター、フィチン酸には、抗ガン作用があります。
食物繊維は大腸ガンを予防、アントシアニンは活性酸素の増加を防ぎ、ガン細胞の発生を防ぐ働きがあります。

●糖尿病予防効果
生の黒豆に含まれている「トリプトシンインヒビター」は体内でインスリンの分泌量を増やして活性化させ、高くなっている血糖値を下げる効果があります。

●更年期障害軽減効果
イソフラボンには、女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きがあるため、更年期障害を軽減する効果があります。

●動脈硬化予防効果
サポニンには、体内で血栓を作るもとになる過酸化脂質の生成を抑制する働きがあります。

●高血圧予防効果
大豆タンパク質には、血圧上昇抑制効果があります。

●コレステロール調整作用
大豆タンパク質、サポニンには、コレステロール調整作用があります。
また、リノール酸には、コレステロール代謝を改善する働きが、ステロールには、血清コレステロール改善作用があります。

●アレルギー抑制作用
α-リノレン酸には、抗アレルギー作用があります。
また、アントシアニンにも高い抗酸化作用があるため、アレルギー症状を改善する働きがあります。

●認知症予防効果
レシチンには記憶力を改善する作用があり、認知症予防になります。

●心臓病予防・肝臓病予防効果
α-リノレン酸、トコフェロールには、循環器疾患を予防する働きがあります。
また、大豆タンパク質は、傷ついた肝細胞を再生させる働きがあります。

●疲労回復効果
大豆ペプチドには、疲労を回復する働きがあります。

●その他
その他、黒豆の効能・効果として、耳鳴り改善効果、不眠改善効果、便秘予防効果、冷え症予防効果、夜間頻尿改善、関節痛予防効果などがあることが知られています。


【関連ページ】
黒豆と黒酢でさらに健康効果アップ!
黒豆は美容とダイエットに良い?
黒豆の老化防止(アンチエイジング)効果
血液がドロドロになるとどうなるか
インフルエンザ予防に塩うがいが有効
風邪をひいたらレンコンの絞り汁

↑ PAGE TOP